こんな僕でも教師やってます 日記

教師だって人間だもの。教師の本音と日常かたりますとも。聞いてってよw

飛ばされる教師 〜お前、再来週から100km離れた学校勤務な〜

おそようございます。教師なる男、改め教師なった男、改めうぉーきんぐ(しんだ眼をした)労働者です。

ちなみにこの名前はウォーキングデッドからとっています。ゾンビですね。ええ。歩く屍。ということで歩く屍労働者ってニュアンスです。どーでもいいんですけども。

さて、この時期、ぼちぼち内示が出ます。そんな時期なんですね。学校の先生って、大概数年でいろんな学校を入れ替わるんですよね。もちろん地域・学校の種類なんかでも色々とあると思うんですが。

学校の異動のシステムなんて、特に皆さん興味ないかもしれませんが、お子さんの担任との相性なんかいい場合、突然先生が変わってしまう!なんてことは親御さんの関心事かもしれないですね。

で、大きく分けると2パターンあるんですが、1つは初任の人事。もう1つはそれ以外の人事。初任のは、教員に採用されて、最初にいろんな学校に配置され、4年経った時の人事です。

これを初任明け、というんですが、選択権の無いものです。先生側の希望は一切通りません。教育委員会が全て決めてしまいます。一部例外はありますが。基本的には4年で、フレッシュな先生(初心者マークの先生)は異動することになっています。

かくいう僕も初任のです(中年だけどね。転職したからね)。初任は、一応希望を聞かれますが、基本的教育委員会のいいなりです。拒否権はありません。

最初の配置校についてもそう。一応希望は聞かれるんです。現住所も。でも、例えば、今住んでいる所から100km離れたところに「お前、再来週からいってくれ」って言われるんですよねw

いや、どこの会社もそんなもんなんだろうと思います。でも、あまりにも直前。採用された時もそうだったんですけどね、決定が知らされるの約10日前とかなんすよ。そこから引っ越しだの、何だの準備しないといけない。ドタバタ感半端ないんです。

昔は、離島とか、現住所無視して、県の端っことかにバンバン飛ばされていたらしいんですよね。今は、採用時の住所ある程度考慮しているみたいです。かくいう僕も車で30分程度のところが初任配置の学校だったりします。

一見、我々のことを思いやってくれてるんだ!って思いますけど、離れたところに働かせに行くって、その交通費とか転居費手当は当然、雇い主が払うわけで、色々なコストカット(特に、いわゆる県民への説明責任)的なことが大きく関与していると思われるのです。

だから、昔は無茶苦茶やってたなーってことです。散財ですね。

でも、当然採用は居住地を第一に考える分けにはいかない。全てがうまく近場で採用や異動を回せるわけではありません。

 

うちにも一人朝から高速飛ばして1時間以上かけてきてる人もいます。1時間40分片道かかるらしいので、本人の時間のロスにしても、交通費のことに関しても無駄が多いですよね。

 

話は戻りまして、初任明けの異動の話。

初任(採用されて配置された学校で4年経った状態)の人も、大抵今週内示があったわけで…

 

『あ、お前、再来週から100キロ先なー』なんて言われるシーズンなのです。

 

僕も初任明け。ドキドキしながら校長室へ。←

 

 

『あ、うぉーきんぐ君、君の異動先だけども、、、

 

                 ・・・

 

     ・・・

 

      ・・・

 

 

 


        定時ね!』

 

うぉーーーーーーーーーーーーーい

 

びっくりは、そこかい!!(距離じゃなく学校種別)

距離は近いけど、定時制高校(夜勤務)かい!
まあ、これも逆らえないので仕方ないけど、かなりびっくりな通知でしたw
労働者は雇用主の命令を聞くだけなので、また屍の如く労働します。


ということで、4月から夜に働く、より屍感の強いうぉーきんぐ労働者のブログ、よろしくお願いします。