生徒を評価するお仕事です(要録)。
どうも、ご無沙汰です。最近は年度末でいろいろと忙しく、ブログもサボりがちになっていました。
教師の裏ネタ知りたくてわくわくしていた人、おはようございます(いないかw)
しかし、10人ほどいる読者のために僕は書くのです。社交辞令的に読者になってくれていたとしても、誰に評価されなくても、教師の裏ネタを暴露し続けるのです!!w(使命感)
さて、今日は教師が追われている作業の一つ。要録づくり。
要録って、何かっていうと、1年の生徒の活動をまとめて記録する作業。以前は手書きで要録を作成していたようですが、さすがにどれだけ学校現場が化石化したところとはいえ、今はPCでWEB上に記録していきます。
委員会活動、部活、生活における秀でた所、学習面で秀でた所、資格云々
一見すると、そりゃ大事な作業だっておもいますよね?僕も最初に担任持った時は思いました。でも二回目の今では『すげーめんどい』っておもってしまいます。
いや、子どものためになるならと思いますが、ぶっちゃけこの作業ただの形骸化した、『仕事のための仕事』だからなんです。
というのも、これをもとに3年生の時の『調査書』が作成されるんですけど、たとえば、大学入学の際にこの『調査書』の人となりなんて全く関係ないんですよね。読まれもしません。僕のお隣で働いているベテランの先生の教え子が大学関係者なんだそうですが、その必要な理由は『提出書類の一つになってるから』だそうです。
え?
え??
こっちが1~3年間書き溜めて、3年でそれをまとめて、わざわざ調査書作るのに、それ読まれないの?まじで?それマジで?
それを知った時の衝撃は、半端なかったです。だって、かなり時間かかりますからね。高校40人ですからね。。。
『俺の時間を、俺の人生を、かーーーーーえーーーーーせーーーーー』
って、心の底から思いました。その時は。
(あくまで高校の要録。ほかの校種はしりませんw)
で、入試や就職で使われないなら、だれが読むの?
生徒→目にすらしない 作成した学校→3年の調査書の時以降永遠に触れない 親→存在すら知らない
つまり、『つくらなあかん文書』だから『作る』んです。。。
ええ。
だからね、だれか言ってください。大きな声で。
『形だけやから、もういらーーーーーーーーーーーーん』って
地球の裏側に向けて、ブラジルの人聞こえますか?ってくらいな感じで。
日本って、本当に無駄なことがすきですよね。ちなみにこの要録誰もよまないけど10年保管しないといけない義務があって、データであるからいいだろ?っておもうかもですけど、、、打ち出して印鑑皆の押して、『金庫にしまう』のです。ええ。誰も見ないし、誰も欲しがらないんですけども。
これに教師は相互チェックや、管理職、主任のチェックなど膨大な時間をかけるんです。
最近教師も働きすぎっていわれます。決して外れとは言えないところもありますが、やらんでいいこと、無駄なこと、つかわないことは改められんもんですかねぇ。形式のための仕事。はぁってなります。
大学が一言、読まないから白紙でもいいよっていってくれよ← w
それでも学校は作り続けるだろうなぁ。
だって、いったん始めたことはやめられないんだもの。日本のお役所ってやつわ。
ちょっとうんざりする裏話でした! はぁ(さげ)